お盆になるとお墓参りに行く方が多いですよね。
実家のお墓ならまだしも、義実家のお墓参りとなるとマナーや供えるお花などについてきちんと知っておきたいもの。
今回は、そんなお墓参りに関するマナーや必要なもの・お花やしきびと榊についてなどを紹介していきます。
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目次
お盆のお墓参りのマナー
お盆といっても地方によって違ってきます。
7月に行う地方や8月に行うところがありますが、どちらにしても13日が「お盆の迎え火」を焚く日となります。
また、お墓の掃除の仕方も宗派によってぬれタオルで墓石を拭き取るだけのこともあれば、お墓の頂部から水をかけることもあります。
この辺りは、前もって確認しておくと安心でしょう。
女性の服装のポイント
派手な色物や露出、毛皮やファーの付いた物を控えたり、サテンなど光る素材や服のしわなどに気を付けましょう。
このあたりのポイントを押さえておけば普段着でも問題ありませんが、清潔感のあるワンピースやひざ丈のスカートなどにしておくと安心です。
お線香の上げ方
お線香の本数はそれほど気にしなくてもいいですが、親族と一緒に行く場合は周りに合わせるといいでしょう。
また、線香への火の付け方は向かって右側のろうそくから点けるようにします。
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お盆のお墓参りのマナーは?女性の服装のポイントやお線香の上げ方
お盆のお墓参りで必要なもの
お墓参りの時に必要なものはこちらです。
・お線香
・ろうそく
・ライター
・掃除道具
・ゴミ袋
・軍手
・お花
・お供え物
・お水
・念珠(数珠)
・虫除けスプレー
・帽子
お供え物
お供え物として用意するものは、一般的には果物や個包装になっているお菓子です。
故人が好きなものをお供えするのもいいですが、匂いや辛みの強い野菜(にら、にんにく、らっきょう、さんしょうなど)や殺生をイメージさせる肉や魚は避けましょう。
お花
お供え用によく選ばれるお花はこちらです。
・菊
・カーネーション
・アイリス
・キンセンカ
・スターチス
・りんどう
・グラジオラス
・ケイトウ
・キンギョソウ
・ユリ
逆にタブーとされているお花は匂いの強いものやトゲのあるもの、毒をもっているものやツル状のものです。
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お盆のお墓参りで必要なものは?お供え物や花はどんな物を用意する?
お盆のお墓参りで用意するお花について
お墓に供えるお花は宗派や地域によって決まってる場合があります。
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真言宗系・・・高野槇(コウヤマキ)と色花
日蓮宗系・・・櫁(シキビ)のみ
神道・・・榊(サカキ)のみ
他の仏教宗派・・・ヒサカキ(ビシャコ)と色花
淡路島〜四国のあたり・・・宗派問わず櫁(シキビ)と色花
というように決まってる所もあるので一度両親や親族に確認しておくと安心です
花の本数
基本的に決まりはありませんが、一般的に3・5・7本と花の本数を奇数にするのがいいと言われています。
また、仏式のお墓で左右に花立がある場合は、一対(2束)用意し、洋式のお墓で花立がない場合は、花束一つを寝かせてお供えしたり、リースを供えましょう。
花の色
お花の色に関しても特に決まりはありませんが、お墓の周りを華やかにしてくれるカラフルなお花が好まれます。
また、お花の後ろに椿やヒサカキなどのグリーンをいれると花の色が際立ちます。
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お墓参りでの花の供え方と処分方法
お花の供え方
お花をお店で購入した場合輪ゴムでまとめられていますよね、これを外して活けようと思うとせっかくまとめてもらったお花がバラバラになってしまうので輪ゴムは付けたま供えても大丈夫です。
また、供える時の向きは、お墓に向けるのではなく、参拝者の方に向けて供えましょう。
お花の処分方法
お供えしたお花はお寺や霊園によっては処分してくれるところもあるので確認してみるといいでしょう。
もし、こちらで処分が必要な場合は、墓地に用意されている入れ物に入れるか持ち帰り燃えるゴミに出します。
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しきびと榊の見分け方
樒(しきみ・しきび)は5枚の葉っぱで1セットという葉の付き方で桜の花のような形をしています。
また、葉の色は深緑色でつやがあり形は楕円形で触ると柔らかいのが特徴です。
一方榊(さかき)は、ヤシの葉のように一つの枝に左右対称に一対ずつ葉っぱが付いています。
葉の色は濃い緑色で表面はのっぺりとしていて形はこちらも楕円形で触ると硬いのが特徴です。
香りにも違いがあり、榊は特に香りがないのに対して、しきびは独特なにおいがあります。
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まとめ
今回は、お盆のお墓参りでのマナーや必要な持ち物、お供えするお花やしきびと榊の違いなどについて紹介しました。
当日恥をかかないように最低限の知識は身につけておきたいですよね。
ただ、地方によってもやり方などが違ってくる場合があるので、旦那さんや親族に確認しておくのもいいかもしれませんね。
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