綺麗な星空を見上げるとカメラに収めたくなりますよね(^^)
私も念願の一眼レフを手に入れた時にそう思ってシャッターを切ったけど何が写っているのか分からないほどブレた写真しか撮れませんでした…
暗くわずかな星の明かりをカメラに残すにはいくつかポイントがあるので今回はそちらをご紹介します
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目次
canon eos kiss x9で星空を撮影する時に必要な機材
三脚
夜間に星空を撮影する時にはシャッタースピードを遅くして撮ります
その為、手持ちでの撮影はブレてしまい上手く撮る事ができないので必ず必要になります
広角レンズ
14mmや20mmの広角レンズを使うと空一面の星を撮影できます
用意できない場合は自分が持っている中で一番焦点距離が短い(数字の低い)レンズを使いましょう
レンズヒーター
水辺で撮影する時や冬場に撮影する時、星の軌跡を撮影する時には、撮影中レンズに水滴がついてしまします
それを防ぐ為、レンズにヒーターを取り付ける必要があります
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コンパス
撮りたい星が決まってる場合は方角を確かめられるので便利です
山の中などではスマホのコンパスは使えない事があるので注意が必要です
星を撮影する時のカメラ設定
1,カメラ本体の上部にあるダイヤルを回してM(マニュアルモード)に設定します
2,レンズ横のAF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)の部分をMF(マニュアルフォーカス)に設定します
3,レンズ横のSTABILZER(手ぶれ補正)をOFFに設定します
※三脚を使う場合ここがONになっていたら誤作動を起こす事があります!
4,モニターでF値を最小のF4に設定します
F値(絞り)を解放して光を多く取り込む事で暗い星を撮ることができます
5,モニターでシャッタースピードを設定します
シャッタースピードは遅くすればするほど明るくなりますが、あまり長く開けていると星が動いてしまい線状になったりします
また、シャッタースピードはレンズによって変わり、「500÷焦点距離=上限シャッタースピード」となります
例えば20mmの焦点距離だと500×20=25なので25秒まではシャッターを開放できることになります
6,モニターでISOを6400に設定します
ISO(感度)は低くすると暗くなり、高くすると明るくノイズも酷くなります
光害と言われる街明かりや月の明かりによっても設定が変わってきますがまずは6400で慣れるまで撮っていきましょう
7,モニターでセルフタイマーを2秒に設定します
シャッターボタンを押すと、そこでも手ブレが起こってしまうのでセルフタイマーを活用します
後は練習あるのみです!
星空を撮影と画像の確認を繰り返して設定を変えてみたりと色々試してみましょう
星を撮影する時のコツ
晴れていて空気が澄んでいる所
夏は湿気で空気がかすんでしまう事が多いので高い場所で撮影するのがおすすめです
明るすぎない場所
街明かりなどで明るすぎると星が写りにくくなってしまいます
月の入らない方角
月の明かりに星が負けてしまうので月が入らない方角を撮りましょう
新月の前後1週間は月の光が弱いのでおすすめです
星を撮るには光害や月明かりが少なく暗くて空気が澄んでいる場所(夏は高い場所)を選びましょう
まとめ
最初は難しいと感じてしまうかもしれませんが綺麗な星空を記憶だけでなく写真に残せるように頑張っていきましょう★
また、Canonのホームページに無料でダウンロード出来るレタッチソフト「Digital Photo Professional 4」があり、それを使って写真を編集する事もできます
写真の雰囲気を変えたり星を際立たせたい時には使ってみてくださいね♪
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