イヤな臭いが染みついた洗濯物を洗うときにミョウバン水を使うと消臭されて臭いが消えるのですが、洗濯物が色落ちしたりしないか気になりますよね?
それにミョウバン水と柔軟剤を併用して使ってもいいのか、ミョウバン風呂の残り湯を洗濯に使ってもいいのかも気になるところ・・・
今回はそんな疑問を解消しちゃいましょう♪
Checkミョウバン水を使った洗濯方法について
ミョウバン水で洗濯するだけ!生乾き臭や汗臭さを消す方法
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目次
ミョウバンが洗濯物の色落ちを防いでくれる?
ミョウバン水を洗濯に使うと色落ちするどころか色落ちを防いでくれるんです!
どういうことかというと、ミョウバンは酸化する色素の劣化を防いでくれる効果があり酸化防止剤になります。
ナスの漬物を作る際の変色予防などにも使われていて、「色落ちを防ぐアイテム」としてはかなり優秀と言えます!
ミョウバンは水に溶けると酸性にり、ミョウバンが服の色の成分の身代わりとなって酸化されるので、服の色が落ちにくくなるんです。
昔はクリーニング屋で仕上げにミョウバン水が使われていたそうで色落ちの心配はなく、むしろ色落ちを防いでくれるなんて本当にミョウバン水は素晴らしいアイテムですよね!
ミョウバン以外で色落ちを防いでくれるアイテム
●塩を使う
洗濯を回す時に水1Lに対して塩大さじ1杯の目安で塩を入れてください。
塩は、繊維を染める時の色止めとしても使われているもので、マグネシウムやカルシウムといった成分が豊富に含まれているのでこれらが染料と結合するとそのまま安定してくれます。
一度安定した状態になったものは簡単には溶けないので、服の色が落ちにくくなるんです。
●お酢を使う
洗濯のすすぎ時に水1Lに対して50ccの目安でお酢を入れてください。
お酢も塩と同じ要領で色落ちを防ぎます。
塩と違うところは、お酢の中に含まれるクエン酸が染料と繊維と結びつき、色落ちしないうえに柔軟剤を入れたような柔らかさに仕上げてくれるところです。
他にも服の繊維に染み込んで汚れを溶かして落としてくれたり、雑菌の繁殖を防いでくれたり、アンモニアやタバコなどのアルカリ性の臭いを消す消臭効果もありミョウバン水と同じような効果があります。
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気を付けたいことは、塩は洗濯時に入れますが、ミョウバンとお酢は洗濯時に入れると洗剤の洗浄力を弱めてしまうので、すすぎの時に入れるということです。
間違えないように気を付けてくださいね!
ミョウバン水と柔軟剤は併用してもいいの?
柔軟剤とミョウバン水の併用は可能です。
ミョウバン水も柔軟剤のような役割をしてくれるのでミョウバン水単体だけでもいいですが、柔軟剤も使いたい場合は一緒に柔軟剤投入口に入れて洗濯するといいでしょう。
ただ、柔軟剤代わりに仕上げにミョウバン水を使った場合も、柔軟剤と併用する場合も入れすぎは禁物です!
使いすぎると衣類がきしんでしまう原因になりますので気を付けてくださいね。
ミョウバン水だけを使用する場合で、水10Lに対して10ml程度で十分なので水量が40Lの場合はミョウバン水を40mlいてください。
私は柔軟剤と併用したことはないのですが、柔軟剤と併用する場合はミョウバン水の量を少し減らしてあげるといいと思います。
ミョウバン風呂の残り湯を洗濯で使ってもいい?
ミョウバン水を洗剤と一緒に使ってしまうと洗濯洗剤の洗浄力が弱くなってしまうので洗濯の時は一緒に使わず、すすぎの時にミョウバン水を使うようにします。
でもそうなると普段お風呂の残り湯を使って洗濯してる場合、ミョウバン風呂をした日は残り湯は使ってはダメなんじゃないかと心配になりますよね?
結論から言うとミョウバン風呂をした後の残り湯を洗濯に使うことは問題ありません。
ただ、ミョウバン風呂の残り湯を使って洗濯した場合、微妙に洗濯洗剤の洗浄力を低下させてしまいます。
よっぽど酷い汚れでなければあまり気にする必要はないですが、気になる場合はミョウバン風呂の残り湯は使わないようにしましょう。
まとめ
ミョウバン水で洗濯ものの色落ちはしないか心配していたけど、実は逆で色落ちを防ぐ効果があるなんてびっくりですよね
!
また、ミョウバン水と柔軟剤を併用したりミョウバン風呂の残り湯で洗濯をしても大丈夫ということもわかりましたね★
ただ、衣類がきしむ原因になったり洗剤の洗浄力を落としてしまうこともあるのでそこを頭に入れたうえでうまく使ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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