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生地の水通し・地直しのやり方 しないとどうなる?不要な布地はある?

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布地を購入したら縫っていく前に、生地の下準備として必要なのが「水通し」と「地直し」です。

水通しってどうやったらいいかわからないし面倒くさい・・・そう思っていませんか?

でも、水通しや地直しをしておかないとせっかく作った作品が台無しになってしまうことも(;_;)

今回は水通しや地直しの重要性やそのやり方、生地別のポイントなども紹介していきます。



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生地の水通し・地直しって何?

水通しとは、生地を水に浸して日陰で半乾きまで乾かすことです。

地直しとは、水通しをした生地を斜め45°のバイアス方向に引っ張り生地を整えてアイロンをかけることです。


水通し・地直しをする目的

洗濯をした時の縮みを防ぐ

お気に入りの服だったのに洗濯したら縮んで着れなくなってしまった・・・なんて経験をしたことありませんか?

生地によっては水分を含むと縮んでしまう物があります。

そこで、前もって水通しをして生地を予めある程度縮めておくことで、完成後に洗濯をして大きくサイズが変わってしまったり形が歪んでしまうことを防ぐことができます。


色落ちや色移りを防ぐ

特に無地で赤色や紺色など色が濃い生地に多いのですが、生地に余分な染料が残っている場合があります。

その場合、色の薄い生地の洋服と一緒に洗濯してしまうと色移りしてしまったり、雨で濡れてしまうと周りの物に色移りしてしまうことがあります。

水通しで余分な染料を落としておくことでそういった色移りや色落ちなども防ぐことができます。


生地のゆがみを直す

生地は製造後、巻いたり畳んだりした状態で販売されているのでどうしても歪んでしまいます。

また、、熱で縮んでしまう生地もあるので、予め地直しをしておくことで完成後に形が崩れてしまうのを防ぐことができます。

キャラクター物やチェック柄などはそこまで歪みが気にならない生地が多く、地直しをしなくても大丈夫ですが、水通しをした生地は仕上げの作業として地直しをしておきましょう。


他にもある水通しの目的

タオルの水通し

新品のタオルを使う前には一度洗ったほうがいいといわれていますよね。

これはタオルについた糊を落とすためです。

タオルの繊維を保護したり、加工しやすくするために糊が付けられているのですが、糊が付いていると水をはじいてしまうので汗や水を吸い取ってくれません。

なので、一度洗濯をして糊を落としてから使ったほうがいいと言われています。


赤ちゃんの肌着や衣類の水通し

ベビー用衣類も最初に水通しを推奨されていますが、これも糊を落として吸汗性を良くすること、そして服についているかもしれない「ホルムアルデヒド」を取り除くためでもあります。

日本では生後24ヶ月以内の乳幼児に使用する繊維製品へのホルムアルデヒドの使用は法律で規制されていて、お店でも密閉された袋に入って売られています。

ですが、ホルムアルデヒドは衣類に吸着されやすく、家具や他の衣類から移染することがあるので、店頭で展示されていたり、自宅で長期間保管していると簡単に移染してしまいます。

ホルムアルデヒドは水に溶けやすいので、一度水洗いしておくと安心です。

水通しした後は、ホルムアルデヒドが少ないベビー用タンスに保管したり、チャック付きのビニール袋にしまっておくと移染を防ぐことができます。


水通し前の生地の下準備

まずは下準備です。

生地を裁断する

水通しする際は、購入したままの大きい状態でも良いですが、使用するサイズより大きめに裁断してから行うとアイロンがけなどの工程がやりやすくなります。

ただ、思ったより縮んでしまった場合に仕上がりのサイズが変わってくるので、心配な場合は裁断前のものを水通しする方が安心です。


生地の切り端を処理する

生地のサイズに余裕がある場合は不要ですが、特にサイズがギリギリの場合は端が解れて使えなくなる場合もあるので端の処理をしておきましょう。

生地には「耳」という端の処理がされていてほつれてこない部分があるのですが、それ以外の部分は水通しをしている間に解れてしまうことがあるので、出来ればロックミシンやジグザグミシンをかけて解けてこないようにしておきましょう。


滲みを確認する

生地に少量の水をかけて色がにじまないか確認してみましょう。

海外の製品すべてではないですが、一部の粗悪品の場合この段階で色が滲んできます。

もし水をかけて滲んでくるようであればかなりの粗悪生地ですのでその生地を使うのは諦めましょう。


水通しのやり方

それでは水通しのやり方を紹介していきます。

生地を水に1時間浸す

バケツにたっぷりの水を入れ、買ってきた生地を折り畳んだままジャボンと浸します。

ここでは汚れを落とす目的ではないので、洗剤は入れずに水道水のみで大丈夫です。

生地の中までしっかり水が染みるように、折り畳んだ所を開いたり、ギュッギュと押して中まで水を入れてください。

そのまま1時間程放置しておきます(麻の場合は半日くらい)。

(この後1枚ずつ袋に入れて水通ししたのですが、写真を撮り忘れていました・・・(;O;)いろんな種類の生地をまとめて浸けておかないでくださいね!)

1時間経過後もし水に染料が溶け出していたら、水を変えて何度かすすいでください。

※違う色や柄の生地を2種類以上同時に入れると色移りする場合があるので、1つのバケツには1種類の生地だけ入れるようにしてください。

色や柄の異なる生地が複数ある場合は、ビニール袋に水と生地をそれぞれ浸けておくとバケツが沢山なくても一気に水通しすることができます。

水につける時間は生地によってさまざまです。ガーゼは30分、綿は1時間、麻は4時間ほどが目安となります。


軽く水を切る

小さい生地なら手の平で軽く押して水を切り、大きい生地ならネットに入れ洗濯機で1分程軽く脱水します。

本来は、水を切らずそのまま干すよう推奨されていますが、生地が大きい場合は洗濯機でおうちクリーニングなどのモードで短時間脱水をかけると楽です。

※布目がくずれるので、雑巾のようにぎゅっと絞らないでください。


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物干し竿で生乾きになるまで陰干しする

水気が切れた生地を裏側を上にして、(生地が大きい場合は、縦に中表(生地の表側が内)になるように半分に折り(110cm幅の生地なら55cmになるように))、物干し竿に対して垂直になるように干します。

(何を思ったのか生地が表になってる・・・笑 これはダメなやつですので、真似せずに裏返して干してくださいね!)

この時、シワが寄らないよう生地はピンと伸ばしておきます。

※直射日光が当たると色あせてしまうかもしれないので、陰干しにしてください。

また、完全に乾かしてしまうと次のアイロンがけの時にシワが伸びにくいので、生乾き程度で取り込むようにします。

そこまでしっかり水通ししなくても…という場合は、スプレーで湿らせてからアイロンで整えると良いです。


地直しのやり方

布目を整える

アイロンをかける前に、生地を45°の正バイアス方向に引っ張り生地のよこ地とたて地の布目を垂直に整えます。(これを地直しと言います)

この時、縦糸と横糸が直角に交わっているか、生地が歪んでいないかよく確認しながら行ってください。


アイロンをかける

アイロンを中温に設定します。

生乾きであればドライ(スチーム無し)で、完全に乾いてしまったら霧吹きを利用したり、スチームアイロンをかけましょう。

※タテにかけたら、次はヨコにかけるというように布地の目にそってアイロンをかけます。

※生地が歪んでしまうので斜めにかけたり、強く押し当てながらすべらせたりしないで下さいね!

※アイロンをかけるときは、素材に応じてあて布を用意しましょう。

ウールや化学繊維などにはあて布が必要ですし、シルクなどスチームアイロン不可の生地を地直しする場合は、ドライアイロンを使うなど注意が必要です。

最近の生地は縮みにくいし、多少縮んだとしても問題ない!と、水通しを行わない判断をした場合でも、布目がゆがんでいないかどうかは確認しておくのをおすすめします。


水通しで気を付けること

水通しするときは必ず注意してくださいね!

数種類の生地を一緒に水に浸す

色や柄の違う生地を一緒に水通ししてしまうと色移りの原因になります。

洗濯機を使う

洗濯機でぐるぐる回してしまうと余計なシワがついたり、地の目が曲がる原因になります。

直射日光を避ける

お日様の下で乾かすのは気持ちいいですが、色あせやヤケなどムラの原因になりやすいのでやめましょう。

リボンなどのパーツも水通しを行う

水通しと言えば「生地」が思い浮びますが、リボンも物によっては1㎝ほど縮むこともあります。

リボンやタグなどのパーツも忘れずに行った方が良さそうです。


地直しで気を付けること

地直しするときは生地によって注意が必要な物があります。

ウール

ウールはデリケートな素材なので、中温のスチームアイロンで浮かせながら当てていくとウールのふんわり感を崩すことなく整えていけます。

シルク

シルクは水分や熱に弱いので、中温のドライアイロンをかけるようにします。

化学繊維

化学繊維は水分や熱によって風合いが損なわれやすいのですが、種類によってアイロンの適している温度が変わってきます。

ポリエステル・ナイロン・レーヨン・キュプラ中温、アクリル・ポリウレタン・ポリプロピレン・アセレートは低温が向いています。

レーヨン

レーヨンなどアイロンによってテカリが生じる素材には、当て布をしてアイロンがけをしましょう。

ガーゼ

ガーゼは歪みやすい生地なので、裏面からスチームアイロンを少し浮かせながらかけましょう。

コーデュロイ

コーデュロイなどの毛足の長い生地は、毛足をかみ合わせるように中表(表の生地同士が合わさるよう)に重ねて、毛足の方向に気をつけながら裏から軽くドライアイロンをかけましょう。


水通しをしたほうがいい生地

水通しをしたほうがいい生地は、天然素材で出来ていて濡れると縮む性質のある生地です。

基本的に綿か麻が含まれるものは水通しした方が無難です。

・綿(木綿、綿100%、コットン等)
・ダブルガーゼ、ワッフル等ベビー用生地
・デニム生地
・麻(リネン)
・綿と麻が混紡された「綿麻」
・綿と化学繊維の混紡(綿〇%、アクリル〇%等と表示)

入園入学グッズでよく使われる生地(ブロード・シーチング・CBポプリン・オックス・ツイル・カツラギ・帆布・キルティングなど)は基本的に綿素材なので、水通しをしたほうがいい生地に含まれます。

国産のコットン生地には、水通しが必要のないものもありますが裁断前に水通ししておくと安心です。


水通しをしなくてもいい生地

水通しをしなくてもいい生地は、一般的に「化学繊維(化繊)」と呼ばれる生地です。

化繊は濡れても縮まないので、生地の裏面に当て布をしてアイロンがけをしてシワを取る程度で大丈夫です。

アイロンの温度が高すぎると溶ける場合があるので注意してください。

・ジャージ素材
・ナイロン
・アクリル
・ポリエステル
・サテン生地   等


水通しをしてはいけない生地

「天然素材は水通しをする」と言いましたが、ウール(羊毛)やシルク(絹)は普通の水通しをしてはいけません。

絹は水に濡れると膨張して光沢がなくなってしまうので水につけることはもちろん、アイロンのスチームも気を付けてください!

ウールは霧吹きで全体を湿らせてからポリ袋に入れ、1時間ほど放置して裏面からアイロンをかけて地直しを行います。


生地の水通しや地直しをしないとどうなる?

水通しや地直しって面倒くさい・・・って思いますよね。

でもこのひと手間を惜しむとせっかく作った作品がすぐに使えなくなってしまうこともあります(;_;)

服を作ってたけど洗濯したら服のパーツの色が本体に色移りしてしまったり・・・

うまく作れたのに洗濯したら形が歪んでしまった・・・

小さくなってしまった・・・

など残念な結果になってしまうこともあります。

現在は防縮加工をしている生地も多いですし、水通しの作業は面倒ですが、作った後で縮んだりゆがんだり色移りしてしまうリスク・悲しさを考えると、やっておくことをおすすめします。


キルティング生地にも水通しは必要?

幼稚園の入園準備でカバンなどを作るときに使われることの多いキルティング。

幼稚園のバッグはそんなに洗わないから水通しはしなくていい!とか

キルティングは水通しするとシワシワになるしアイロンをかけると中の綿がつぶれてしまうからしないほうがいい!とかいろいろ見ますが、キルティングでも必ず水通しはしておいたほうがいいです‼

まず、幼稚園バッグはそんなに洗わないって本当ですか?と聞きたいです。笑

小さな子供が絵本バッグを持つと地面にズルズル引きずってしまうんですよね、雨でも地面につけてしまったり落としてしまったり・・・(^^;

意外と洗うことが多いので最初に水通しをしておかないとバッグのサイズが小さくなってしまいます。

また、雨の日に色落ちして制服に色移りしてしまうこともあります。

なのでせっかく作るからには少しでもきれいに長く使ってもらいたいので水通しは必ず行っておきましょう。


キルティング生地の水通しのポイント

・綿の層まで水が染み込みにくいので、水の中で生地をギュッギュと押して十分に水を含ませる。

・洗濯機で脱水するときは時間を長くするとシワシワになるので、軽く脱水する程度にする。

・アイロンがけは、押し付けながらかけてしまうと綿の層がつぶれてペチャンコになってしまうので、軽い力でかける。


まとめ

今回は、生地の水通しと地直しのやり方を紹介しました。

水通しって面倒だしできればやりたくないですよね・・・。

でも、水通しをしないとどうなるのか?でも紹介したようにせっかく作った作品がすぐダメになってしまうこともあるのでぜひ作品を作る前にはやっておきましょう!

水通しが不要な布地もありますが、幼稚園の入園準備などで使う生地はほとんどが水通しが必要な物だと思います。

私は子供を幼稚園に通わせていて「幼稚園グッズはほとんど洗わない」とは思わないので、ぜひ卒園まで・・・いや、せっかく作るのなら小学校低学年まで使ってもらえるように水通しはぜひやっておいてくださいね(^^♪

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