突発性発疹の症状や気をつける事、登園はいつから？注意したい合併症

更新日：2020年1月30日

生後半年〜2歳頃までの
ほとんどの赤ちゃんが経験する突発性発疹

生まれて初めての熱が突発だという事も多く
いきなり高熱が出るとびっくりしてしまいますよね

でも突発は自然に治ることが期待できる病気なので
慌てずにしっかり対応すれば問題ありません

今回は

・突発性発疹の症状は？
・突発性発疹になったら気をつけたい事は？
・突発性発疹はうつる？登園はいつから？
・注意したい合併症のサイン！

など気になる情報をまとめました！

突発性発疹の症状は？

ウイルスによる発熱と発疹を伴う感染症で
ほとんどの子は生後6ヶ月〜2歳頃までにかかります

39℃前後の発熱が3〜4日続き
熱が下がった直後か翌日あたりに
発疹がお腹や背中・首のあたりに出てきて
手足へと広がり1〜2日程で消えていきます

高熱の割に赤ちゃんが機嫌がいい事も特徴で
熱が下がり発疹が出てくる頃に
機嫌が悪くなる赤ちゃんが多いので
別名「不機嫌病」とも言われています

ヒトヘルペスウイルス6か7(HHV-6、HHV-7)です
一度でもかかったことのある人は潜伏感染状態となり
常にウイルスを持っていることになります

ウイルスは唾液中に排泄される為
経口感染や接触などで感染します
その為、ママとの接触の中で
うつる可能性が高くなります

突発性発疹のウイルスは2種類あるので
2回発症する事もあります

熱が高いので水分補給をしっかりてしあげましょう
また、下痢になる事もありますが
脱水症状になる程の激しい下痢ではない事も特徴です
高熱が出る為熱性けいれんを
起こす可能性もあるので注意しましょう

ウイルスが原因なのでうつる可能性はありますが
風邪やインフルエンザなどと比べると
感染力は非常に低いと考えられています

熱が下がり1日以上経ち赤ちゃんの機嫌が
悪くなければ発疹が出ていても登園は可能です
ただし、園によって基準が違う場合があるので
確認をしておくと安心です

1度かかると抗体ができるので
何度も発症することはありません
ただ、ウイルスが2種類あるので
2回突発性発疹にかかる子もいます

・3日以上高熱が続く
・激しい嘔吐がある
・けいれんを繰り返す、または3分以上続く
・ぐったりして元気がない
・内出血が多数現れる

などが出た場合は合併症の危険があるので
すぐに病院で診てもらいましょう

突発性発疹の原因ウイルスは
ほとんどの人が持っているもので
予防接種などの予防策はありません

また、特効薬もなく自然に良くなるのを待ちます

症状を和らげるために
解熱剤を処方されることもあるので
赤ちゃんが熱でしんどそうだったり
食欲が低下していたりあまり寝れない場合には
解熱剤を使用して体を休めてあげましょう

突発性発疹は自然に治っていくものですが
高熱が出る為水分補給はこまめにしてあげましょう

生後3ヶ月頃から飲める赤ちゃん用のポカリスエット
こちらのポカリはビーンスタークの
哺乳瓶のニプルを付けて飲むことが可能なので
詰め替える必要なし！

ポカリスエットは体液に近い成分で作られていて
水分と糖分や塩分を効率的に摂取しやすい
「飲む点滴液」をコンセプトに作られた者なので
風邪をひいた時の水分補給にピッタリ

ただ、赤ちゃんと大人では体液の浸透圧
(細胞の内側と外側でバランスをとっている
体液の圧力)が違うので
赤ちゃん用のポカリスエットを
飲ませてあげましょう♪