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上履きや体操服などお下がりの名前の消し方!素材に合った方法

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保育園や幼稚園で使うアイテムは全てに名前を書いているので、お下がりで友人から貰ったり下の子に使いまわすときには名前を書き換えないといけないですよね。

でも、油性のインクやスタンプで書かれた名前は普通に洗うだけじゃ消えない・・・。

そこで、今回は布やプラスチック・ナイロン製のバッグなどの素材別で違ってくる名前の消し方を紹介します♪

また、次にお下がりに回す場合のおすすめの名前の書き方も紹介するので予定があれば参考にしてみてくださいね^^



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油性ペンと名前スタンプが落ちにくい理由

油性ペンは、ペンの成分に定着剤が入っていて、この定着剤が素材にインクをしっかりと定着させるための接着剤のような役割をはたしているため普通の洗濯では落ちないようになっています。

また、入園グッズとしてよくある名前スタンプですが、スタンプの方が油性染料インクを使っているため油性ペンより取れにくいようになっています。

一度書いた名前を何回も書き直すのは面倒なので、定着してくれるのは助かりますが、いざ消したい!となったときには厄介ですよね・・・(^^;

そんな時に使える素材別の名前の消し方をぜひ試してみてください!



※ちなみにお名前スタンプには専用のスタンプクリーナーというものがありますが、こちらはスタンプのゴム印に付いたインクをきれいに取り除く物で、布などに付いたインクを取る用ではないので気を付けてくださいね!


布繊維の名前の消し方

布繊維といえば洋服や体操服、上靴などお下がりで頂くものの多くがここに当てはまるのではないでしょうか?

綺麗に名前を消して使いたいと思うところですが、布の繊維に染み込んだインクはなかなか頑固で落とすのが難しく、何も書いていなかったように綺麗にするのは至難の業・・・。

衣類に関してはあくまで「薄くして目立たなくさせる」というように考えていただければと思います。

また、ナイロン製のバッグも布繊維と同じやり方で名前を落としていけます。


使う物

・除光液(マニュキアを落とすときに使うもの)もしくは無水エタノール
・いらなくなった布やタオル(キッチンペーパーでも可)
・洗濯ブラシや歯ブラシ(綿棒や布でも可)
・ゴム手袋

除光液は、乳化作用などのあるプロピレングリコール類、もしくはマジックのインクを溶かす効果のあるアセトンが入っている物を使ってください。

また、除光液には色が付いているものもありますが、布地に色が付いてしまう可能性があるのでできるだけ無色透明の物を使ってください。

エタノールには無水エタノールと消毒用エタノールの2種類あり、無水エタノールの方が値段はしますが、濃度が高く油分を落としやすいので掃除に使うこともできますし、精製水で薄めれば消毒用としても使うことができて便利です。


消し方

1、名前が書いてある部分に当て布をします。

2、名前を書いた裏側に除光液(もしくは無水エタノール)を染み込ませ、洗濯ブラシなどで名前が書いてある部分を叩いて当て布にマジックのインクを染み込ませていきます。(この時布や綿棒を使う場合は、布や綿棒に除光液などを染み込ませて行ってください。また、ごしごしこすってしまうと、インクが広がってしまうので、こすらず叩くように落としてください。)

3、当て布にインクが移っていくので布を少しづつずらして、きれいな部分が名前のところに当たるようにしていくと上手くいきます。

4、名前が消えてきたら、洗濯をして終わりです。(もし黒ずみが気になる場合は漂白剤に浸けてから洗濯してください。)



ちなみに、上靴のバンド(足の甲に来るゴム)部分に書いてある名前を消す方法も布製品と同じやり方で落とせるのですが、ここの部分は名前は消えても黒ずみが残ってしまいやすい場所です。

そこで、ゴムバンドを切ってしまい100均や手芸店で買ったゴムバンドを縫い合わせるというやり方があります!

手間はかかりますが綺麗に仕上がりますよ。



また、インクを消すための専用の道具もあり、こちらは口コミもよくペンタイプで使いやすいので気になれば試してみてくださいね★


プラスチック製品の名前の消し方

プラスチック製品の名前の消し方のは、プラスチック製の消しゴムや濡らした新聞紙・みかんの皮でこすって落とす方法もありますが、少しずつ落ちていくという感じなのでしばらくこすり続ける必要があります。

なので、おすすめの方法としては衣類の時と同じものを使った落とし方です。


使う物

・除光液(マニュキアを落とすときに使うもの)もしくは無水エタノール
・いらなくなった布やタオル(キッチンペーパーでも可)
・ゴム手袋


消し方

1、タオルやキッチンペーパーに除光液(もしくは無水エタノール)を染み込ませて名前が書いてある部分をふき取る。

2、取り切れなかった場合は数回繰り返す。


ゴム製品の名前の消し方

運動靴の底や上履きのつま先部分、長靴などのゴム製品はインクが繊維の奥に入り込んでしまうので完全に落とすことは正直難しいです。

ですが、結構薄くすることはできるのでその上から名前を書いてしまうとほとんどわからなくなります。


使う物

・除光液もしくは無水エタノール(食器用洗剤でも可)
・いらなくなった布やタオル(キッチンペーパーでも可)
・メラミンスポンジもしくはプラスチック製の消しゴム
・ゴム手袋


消し方

1、布やタオルに除光液などを染み込ませて名前の部分をこする

2、水で濡らして絞ったメラミンスポンジや消しゴムでこすってある程度落とせたら水で洗い流す。


水泳帽の名前の消し方

水泳帽も完全に消してしまうのは難しいですが、ある程度落とすことは可能です。


使う物

・白い水泳帽なら漂白剤
・柄物の水泳帽なら無水エタノールや除光液と布や綿棒


消し方

白い水泳帽の場合

1、白い水泳帽なら漂白剤に30分~1時間ほど漬け込み洗濯することでかなり薄まります。

2、もし、落ち具合に満足できなければもう一度繰り返してみてください。

※ただ、漂白剤に浸けて放置しすぎると生地が傷んでしまったり、変色してしまう可能性があるので気をつけてくださいね。



柄物の水泳帽の場合

1、エタノールや除光液を布や綿棒に染み込ませてトントン叩いていくことでインクを落としていけます。

※こすってしまうとインクが伸びてしまうので、根気よく叩いていってください。


名前シールの剥がし方


使う物

・アイロン(スチームも可)もしくは無水エタノール
・アイロンを使う場合はピンセットや割りばし
・無水エタノールを使う場合はゴム手袋と綿棒


消し方

●アイロンで剥がす方法

1、名前シールの上からアイロンを当てていきます。(凸凹していてうまく当てられない時などはスチームを当てます。)

2、シールが熱くなっているので、やけどをしないようにピンセットや割りばしなどでシールを剥がします。

3、シールを剥がした跡が残ってしまったり、剥がれないようなら無水エタノールを使って剥がす方法を試してください。



●無水エタノールで剥がす方法

1、無水エタノールを付けた綿棒で名前シールの部分を叩くようにしてエタノールを染み込ませていきます。

2、しっかりと染み込んだら端からゆっくり剥がしていきます。

※無水エタノールは肌に直接触れると肌荒れの危険があるため、ピンセットなどを使うようにしてください。


転写シールの剥がし方

布のアイロンシールもこの方法で剥がせる場合があります。


使う物

・アイロン(スチームも可)もしくは無水エタノール
・霧吹き
・いらない紙1枚
・アイロンを使う場合はピンセットや割りばし
・無水エタノールを使う場合はゴム手袋と綿棒


消し方

1、剥がしたいシールの部分に霧吹きをして湿らせます。

2、シールの上にいらない紙を1枚当ててその上から高温に設定したアイロンを10秒ほど当てます。

3、ゆっくりと紙を剥がしていくと、紙の方にシールがくっついて剥がせます。

もしこれで剥がせないときやベタベタが残ってしまった場合は、1つ上で紹介した「名前シールの剥がし方」で紹介した無水エタノールを使う方法を試してみてください。


名前を消すときの注意点

名前を消すときに使うものとして、除光液や無水エタノールを紹介しましたが、これらを使う場合や保管時には注意が必要です。


火気厳禁

無水エタノールはアルコールの一種ですし、除光液の主成分である「アセトン」も、揮発性が高く、引火しやすい性質なのでどちらも燃えやすいものとなっています。

そのため作業中は、ライター・マッチ・ガスコンロ・電化製品・暖房器具などは使わないようにしてください。


換気する

無水エタノールも除光液もガスとなって空気中に漂ってしまうので、閉め切った空間で使うのは危険ですし、小さいお子さんがいる場合はできるだけ子供と同じ空間で使用しないようにしてほしいです。

作業する時は、換気扇を回したり窓を開けて、空気がこもらないようにしましょう。


ゴム手袋を使う

無水エタノールは瞬時に水分を奪って蒸発する性質を持っていますし、除光液は油分を分解してしまう性質を持っているので、皮膚につくと炎症をおこしたり肌荒れの原因になります。

なので、ゴム手袋を使って直接触らないようにしましょう。


事前にチェックしておく

素材によっては変色したりすることもあるので事前に目立たない場所に付けてチェックしておくと安心です。


名前を消すときに使ってはいけない物

名前を消すときに使ってはいけないものは「シンナー」や「ベンジン」です。

この2つの成分は石油系なので、アルコール系である油性マジックとの相性がよくない為、滲んで余計に広がってしまう場合があります。

・ベンジンとは、ガソリンの一種で、しみ抜やシール剥がし、精密機械の洗浄、各種溶剤などに用いられています。
・シンナーとは、塗料を薄める薬品で油性ペンにも入っています。


名前を隠して書き換える方法

上手く名前が消えなかった・・・とかそもそも名前を消すのが面倒・・・

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そんな時はこちらの方法でもともとあった名前を隠して書き換えちゃいましょう♪


マスキングテープを貼る

無地で名前シールみたいにするのもいいですし、子供の好きな柄で自分の持ち物と分かりやすくするのもいいですよね。

マスキングテープは紙製の物が多く衣類は洗濯するから使えない・・・と思われがちですが、今は水に強くはがれにくい物も色々売っていて、剥がすときもノリや跡が残りにくく便利です。

タグに貼るときはぐるっと1周貼り付けると裏側からももともと書いてあった名前が見えることはありません。

名前は貼ってから書いてもいいですが、クリアファイルに貼って名前を書いてからそっと剥がし、名前を付けたい部分に張り付けるとやりやすいですよ。



記名用シールを貼る

アイロンで張り付ける物の他にも洗濯しても剥がれにくいシールタイプもあり、100均にも売っていますが私は何回か洗濯をしているうちに取れてしまったので、「洗濯しても剥がれない」という口コミが多いこういうものがいいと思います。


ネームテープを貼る

ネームテープとはテープ状になったワッペンで好きな長さに切ってアイロンで張り付けることができるので、張り付ける物によって長さを変えられて便利!

しかも、セリアやダイソーなどの100均にも売っているのでコスパも抜群です。

こちらもマスキングテープ同様タグなどは1周貼り付けることで裏側もカバーできます。


チロリアンテープで隠す

チロリアンテープの幅が合えば、縫い付けて隠すことができます。

上靴のかかと部分に名前が書いてある場合、そこを覆うように縫い付ければ可愛くなり子供も自分の上靴を見つけやすくなります。


ワッペンで隠す

体操服やバッグなどには名前の部分を可愛いワッペンでかくしてあげるのも目立ってワンポイントになります。

こんな感じの名前入りなら新しく名前を書かずに済みますよ。


タグを切ってしまう

思い切ってタグを切り取ってしまうという方法もあります。

ですが、この場合首元などにサイズ表記があればいいですが、なければ洗濯表記だけでなくサイズも分からなくなってしまいますし、他に名前を書く場所を作らないといけなくなるのでその辺りは確認してから切るようにしましょう。


取り外し可能な名前付けグッズ

お下がりは頂くだけでなく譲る場合や、兄弟姉妹で使いまわすこともありますよね。

そこで、お下がりとして譲るときに名前を簡単に消せるグッズを紹介していきます。


お名前シール

シールタイプの物は剥がすだけで済みますし、アイロンで付けるタイプももう一度アイロンで温めれば簡単に剥がせるアイテム。

アイロンで温めた後は熱くなっているので、ピンセットや割りばしなどで気を付けて剥がすといいでしょう。


ネームリボン

スナップボタンで取り付け・取り外しができるのでカバンやお弁当袋などにおすすめ。

また、お泊り保育や遠足などその時だけの為に名前を付けないといけない場合にも使えるアイテムです。


マスキングテープ

最近では、水に強く剥がれにくい物も色々売っていて種類もありますし、剥がすときもノリや跡が残りにくく便利です。

クリアファイルにマスキングテープ貼って名前を書いてからそっと剥がし、名前を付けたい部分に張り付けるとやりやすいです。


上履きへの名前付け

1cm程に切ったストローを2個作り、油性ペンで子どもの名前を書いたり名前シールを貼ってストローの穴に紐を通します。

それを靴のかかと部分のプルストラップに通し、子どもの指が通るくらいの輪を作って紐を結ぶと名前も付けられるし、子供も指をひっかけて上靴を履きやすくなるので一石二鳥です。


縫い付ける

適当な大きさの生地や布リボンに名前を記入し、名前を付けたいときに縫い付けていくと糸を切るだけで名前を外すことができます。

量が多い場合は大変ですが、数が少ない場合はいいのではないでしょうか。


まとめ

素材によって名前の消し方も変わってきますが、様々な物に対する名前の消し方・そして次に回しやすい名前の書き方をまとめましたので参考にしてみてください(^^)


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