ペットボトルに色付けをしようとすると塗料を弾いてしまった、すぐ剥がれてしまったといった経験はありませんか?
一般的にペットボトルは塗装の密着が悪くなかなか上手く色を塗ることができません
ですが、塗り方のコツや相性のいい塗料を使えば簡単に色付けできるのでぜひ試してみてくださいね
今回はペットボトルへの色の塗り方や裏技、クリア塗装のやり方、そして色付けしたペットボトルの処分の仕方まで紹介していきます
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目次
ペットボトルの色の塗り方
ペットボトルの色の塗り方としては2種類あります
ペットボトルの外側に色付けする方法と内側に色付けする方法です
ペットボトルの外側に色付けする方法
ペットボトルは表面がツルツルしていて塗料の密着が悪いのでまずは下地処理としてサンドペーパー等で均一に荒らしていきます
そして、プラスチック用プライマーを吹きつけます
(プライマーとは塗料の密着を良くするものです)
最後に水性塗料や油性塗料で塗装すれば出来上がりです
上塗りの塗料は、プライマーを吹いた後なら水性・油性のどちらを使っても構いません
ただし、油性塗料の方が塗膜は強いですが使っている溶剤によってはペットボトルがふやけたり溶けたりする可能性があるので気を付けて色付けをしてください
また、水性塗料はそういった心配は無いですが、油性より塗膜が弱いというのも覚えておきましょう
ペットボトルの内側に色付けする方法
ペットボトルの内側に色付けするにはスプレー塗料を使います
スプレーノズルは長いものを用意しペットボトルの内側にたっぷりと吹きかけます
キャップをしてムラのないようにシェイクして乾燥すれば出来上がりです
ペットボトルのキャップに色付けする方法
最初に軽く表面に紙やすりをかけておきます
(やすりをかけて表面をザラザラにすることで塗料がしっかりとキレイに付いてくれますが、やすりをせずに塗料を二度塗りしても色を塗ることができます)
次に、絵の具の定着や発色を良くするジェッソという下地材を塗ります
(こちらもなくても大丈夫ですが、あるとキレイに仕上がります)
その後に水性塗料などで色を塗って出来上がりです
ペットボトルと相性のいい塗料
ペットボトルに色を塗る時に一番いいのは水溶性アクリル系塗料かプラモデル用の塗料です
また、ペットボトルに絵を描く時に使えるピグマックスツインやポンキーペンシルなどもあります
ピグマックスツインは耐水性耐光性に優れていて油性ペンのような嫌なにおいがないので子供でも安心してつかえます
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ポンキーペンシルはクレヨンのような色鉛筆で発色が良く色を混ぜて使うことができ、オイルを含んでいないのでペットボトルに絵を描いてもベタ付きません
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また、擦ればかすれてしまうけど軽く触れただけでは手や服についてしまう事がありません
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ペットボトルと相性の悪い塗料
油性塗料は「うすめ液」や「シンナー」と同じようなものが含まれているので、ペットボトルを溶かしたり軟化させる危険性があります
また、水性や水溶性のスプレーも「アルコール系溶剤」が使われているのでこちらも油性塗料と同じように危険があります
ですが水性の塗料はペットボトルが溶けたりなどの危険性はほとんどないので水溶性アクリル塗料などを使うのが安心です
アクリル絵の具と中性洗剤でペットボトルに色付け
アクリル絵の具に中性洗剤を絵の具の量に対して1〜2%程入れるだけでペットボトルに色付けする事ができます
これは洗剤の界面活性剤が仲の悪いもの同士を仲良くさせる働きがあるからです
なので、洗剤を混ぜるだけでペットボトルの表面にも塗ることができるのですが、ただ表面に乗っているような状態なので軽くこすっただけで簡単に落ちてしまいますので気をつけましょう
ポスターカラーと木工用ボンドでペットボトルに色付け
ポスターカラーと木工用ボンドを1:1の割合を水に濡らした筆で混ぜて塗るだけ!
水を弾くこともなくマットにキレイに仕上がります
このやり方はアクリル絵の具と中性洗剤での色付けよりもしっかり絵の具が乗りますよ!
ペットボトルのクリア塗装のやり方
プラモデル用のクリア塗料があるのでそれを使用するとクリアな仕上がりになります
また、以前有吉ゼミで紹介されたイサムエアゾール工業の「キャンデーカラー」というスプレー缶を20〜30cm程離して吹きかけるというやり方もあります
塗装したペットボトルの捨て方
塗装したペットボトルを捨てる時は塗料をキレイに取って資源ごみで出せたらいいのですが、全部キレイに落ちなかったり量が沢山あると全て落とすのは難しいですよね
そんな時はリサイクルできない可燃ゴミになるので燃えるゴミの日に出しましょう
最近では、高温焼却炉で処理するとダイオキシンが出ないことからペットボトルは燃えるゴミで出していいところが増えていますので燃えるゴミで出しても問題ありません
まとめ
今回はペットボトルへの色の塗り方や相性のいい塗料、クリア塗装のやり方などを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
参考になれば幸いです(^^)
ペットボトルでステキな作品を作ってくださいね♪
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